蔵見学のご案内
梅谷醸造元は、醸造場のすぐ裏に吉野川が位置するという水に恵まれたこの場所で、先代が作り上げてきたおいしい味噌・醤油造りの知恵と伝統を伝え、さらに磨きをかけようと、吉野杉の大樽での醸造にこだわり続けています。
1月から2月の寒の頃には集中して「仕込み」を行います。これは空気中の雑菌が少なく、良い麹(こうじ)をつくるのに適している季節だからです。
6月初旬に発酵がはじまり、8月の前半までそれぞれ製法の違う桶をかき混ぜ、麹菌を発酵・熟成させます。
その後、熟成したもろみを絞り、火入れ、おりを取り除き、瓶詰めをし、常に“食べ旬”を蔵出ししております。
昔より「一、こうじ 二、櫂 三、火入れ」といわれるように、この3工程がしょうゆ造りにおいて最も難しい工程と言われており、風味を決める重要な作業でもあります。
梅谷醸造元では100年余りにわたって引き継いできた22本の吉野杉で造られた大桶で、麹菌が棲みつくこの地で日々丁寧にしょうゆ味噌作りを続けております。
この地でしか味わえないしょうゆをぜひご体験下さい。
ご予約をいただければどなたでもこの蔵の見学をしていただくことができます。
ぜひお立ち寄りください。
奈良に関する楽しい記事満載のブログ「奈良に住んでみました」で梅谷醸造元の蔵見学体験をご紹介いただいています。 こちらもぜひご覧ください。